行ってきました第15回ミネラルショー!
とにかくすごい数の化石や鉱物。掘り出し物が満載です。
来ているお客さんたちも、ただ者ではありません。
5歳の女の子「ハルキゲニアはないの?」
女の子のママ「ここはデボン紀のだからないの。ハルキゲニアはカンブリア紀……」
……。
娘さんもママさんも、凄いです!
今回の私のお目当ては澄江(チェンジャン)生物群で知られる中国雲南省の化石。
クイックサーチモードで会場を探索していると中国の方のお店を発見!
ひえー。すごいレアものばかり。
このお店を訪れるお客さんもまたすごい顔ぶれです。
店長さんが、澄江生物群に詳しい大学の先生や、
どちらかの大学の学生さんを紹介して下さって、
これもまたとっても楽しい思い出になりました。
数ある澄江の化石の中から一番かわいいのをゲット!
店長さんオススメの澄江生物群の専門書も買いました。
なんとこの本、定価65.00元が、
まけてもらってビックリ価格の1000円に!!
澄江の古生物に関する資料はとても少ないので、私にはとても貴重な資料です。
全部中国語なので見たこともない珍しい漢字が並んでいます。
もちろん何を意味するのかは見当もつきませんが……。
これでひとまず今日の目的は達成できたので、
あとはのんびり会場をまわることに。
とにかくすごいスケールです。
博物館クラスの化石がこんなに売られているなんて、
なんだか異次元に来ているような感覚すら覚えます。
そろそろ全部まわったかなという頃、ある化石が目に留まりました。
北海道産の化石を販売しているそのお店に並んでいたのは、
脊椎動物の一種と思われる化石。まん丸の大きな眼が印象的です。
見た感じは何の化石か見当もつきません。
でもなぜだかとても惹かれたのです。
普段小さな化石しか買わないのですが、この化石は連れて帰ることにしました。
いや、しかし、重いです、これ。カバンに入れたら底が抜けそうです。
しょうがないので抱えて持って帰ることに。
そんなこんなで、お気に入りの化石も見つかり、大満足の一日でした。
家について、さっそくこの奇妙な化石をホームページに載せました。
白亜紀の日本で暮していた頃、きっと夢にも思ってなかったことでしょう。
まさか8500万年後に、自分がインターネットで紹介されようとは。
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