シルル紀のヒトデ

9.化石と進化

シルル紀のヒトデの写真と解説

シルル紀のヒトデ

学名  Salteraster solwinii
分類  棘皮動物門  ヒトデ綱(海星綱)
年代  シルル紀
産地  オーストラリア

ヒトデの仲間はオルドビス紀に出現し、現在もなお生き続けている生きた化石です。たくさんの腕の先端には各一個づつ眼がついていて、明るさを知ることができ、また、バラバラにちぎれても、それぞれがひとつのヒトデの姿に復元するという驚異の再生力を持っています。そして、時には海の中を海流に乗って漂い、遥か彼方へ旅をするという、世にも不思議な生き物なのです。