遺存種とは地球における生態系の歴史において、その最盛期を終え、衰退しながらもわずかに存続しているものを指します。
遺存種は一種類の場合だけに限らず、時として数種類の生物からなる動物相や植物相も含み、また、それぞれの状態によりいくつかに分けられていて、中には系統的遺存種のように生きた化石として解釈されるものもあります。
【主な遺存種】
・数量的遺存種(極端に数が少なくなった遺存種)
・地理的遺存種(一部の地域でしか見られなくなった遺存種)
・系統的遺存種(ほとんど進化せず原始的な形質をもった遺存種)
・分類的遺存種(同じ分類の他種が多く絶滅してしまった遺存種)
・環境的遺存種(取り残された環境に適応して生き延びた遺存種)
【関連サイト】
チャコペッカリー
どうぶつ戦国武神伝
生きた化石飼育セット
生きた化石ガイドマップ