アナバンティッド

アナバンティッドはベタやグラミーを含むグループです。

主にアフリカと東南アジアに生息しています。エラはラビリンス器官という迷宮状の構造になっていて、これにより水面から口を出して直接空気を吸い込んで呼吸することができるため、水中の酸素不足には大変強い種類です。メタリックや原色に彩られた極彩色の種類も多く、特にベタやグラミーが熱帯魚として高い人気を得ています。なお、日本に帰化したチョウセンブナもアナバンティッドの仲間です。

このアナバンティッドの代表的な種類は、そのグループ名の由来にもなっているアナバスという熱帯魚で、日本では「木登り魚」と呼ばれています。この魚は木にこそ登りませんが、エラブタにある一対のトゲを使って陸上を器用に歩くことのできる不思議な魚です。また、アナバンティッドの仲間たちは、たいへん子を可愛がり、子のために泡でベッドを作り、昼夜問わず熱心に子の世話をします。

【主なアナバンティッド】

・東南アジア産アナバンティッド(ベタ、グラミーなど)
・アフリカ産アナバンティッド(クテノポマなど)

【関連項目】

熱帯魚

【関連サイト】

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