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チビトガリネズミ|絶滅危惧種のお話

=^・.・^= いざ知的探検へ!

地球で共に暮らす素晴らしき仲間達のひみつ - 絶滅危惧種の動物たちに思いをはせて

世界最小の哺乳類:チビトガリネズミ

<チビトガリネズミ>
名前にネズミとついているがモグラの仲間。世界最小の哺乳類で、体長わずか4.5センチ、体重はなんと1.5グラムしかなく、1円玉2個よりも軽い。目は小さく鼻先はとがり、手足には小さな5本づつの指、そして長い尾を持つ。超音波を発して暗い場所でも餌を見つけることができる。日本にも亜種であるトウキョウトガリネズミがいるが、北海道の一部にのみ生息し、東京にはいない。標本のラベルに書かれた「えぞ」を「えど」と間違えたらしい。トガリネズミはツパイ目へと進化し、そして霊長目へ至ったと考えられている。いわば私たちヒトとも関わりの深い哺乳類と言えよう。なお、一寸は約3.03センチであるから、一寸法師は本種より更に小さかったようである。食虫目トガリネズミ科

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