古代魚

古代魚は原始魚類の形質を今に受け継ぐ、まさに生きた化石と呼ぶにふさわしい魚類です。

その独特の姿形から熱帯魚としても大変に人気の高いグループで、主にアフリカと北米、中米に生息し、中には数メートルになるものもいます。

古代魚の最大の特徴は、ガノイン鱗と呼ばれる、ひし形の固いウロコを持っている点にあります。現在の魚たちを覆っているのは円形のウロコですが、パレオニスクス類などの古代魚たちは、こうした固い鎧のような四角いウロコを持っていました。

中国でハイコウイクチスの化石が発見されたことにより、地球上における魚類の誕生はカンブリア紀にまで遡ることが明らかになりました。板皮魚類や棘魚類からつながるウロコの歴史は魚類の進化を考える上で最も興味深いことのひとつです。

【主な古代魚】

・ポリプテルス(腕鰭亜綱)
肺魚(肺魚亜綱)
・ガーパイク(条鰭亜綱)
・アミア(条鰭亜綱)
・チョウザメ(条鰭亜綱)

【関連項目】

生きた化石
熱帯魚

【関連サイト】

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