奇妙で優しいマガキガイの世界
マガキガイは海の生き物なので海水を用意してあげなくてはなりません。アクアショップに行けば高品質の人工海水が手軽に手に入りますので、これを使います。マガキガイ専用の水槽ならそれほど大量の海水もいらないでしょうし、一番小さなミニサイズでも十分すぎるほどの量が入っているはずです。海水の濃さは決まっていますので、ここはきっちりと押さえておかなくてなりません。マガキガイは塩分濃度にも多少の耐性はある方ですが、海水の生き物を飼育したことのない方にとっては、その許容範囲はかなり狭く感じることでしょう。マガキガイを塩分濃度のおかしい環境に入れると、目や口や足を思い切り縮めて殻の中に潜り込み、決して出てこなくなります。これはかなり危険なサインで、このまま放置しておくと最悪の事態になってしまいます。こんなことにならないよう、初めて水槽をセットする際には、必ず比重計を使って塩分濃度を確認します。比重計を使わずに、人工海水の説明書通りの量を溶かしたからと過信するのは大変きけんです。また、水槽をセットした後も塩分濃度には常に気を配り、水槽をセットした直後に水槽に水位の目印をつけておいて、水が蒸発して水位が減ったら、こまめに減った分の真水を入れてあげましょう。このとき、真水はできるだけマガキガイのいる場所から離れたところに入れてあげてください。
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